
※大学の学位に比べ、より短期間に修得することが可能な、再就職やキャリアアップに役立つ社会人向けの教育プログラム
文部科学省ホームページ
OHeM: “Otaru” business school, Healthcare×Management course
近年、外部環境の変化への対応を抜きにしては医療・介護関係機関をマネジメントすることができない時代に突入し、内部では人材の多様性が高まり、組織マネジメントが難しさを増しています。 また、予防・健康管理等の公的保険外ヘルスケアサービス活性化への期待が高まっているものの、健康・医療分野の新たな技術やサービスを事業化するためのエコシステムが未成熟との課題が挙げられています。
本コースでは、「ヘルスケア領域における共有価値の創造(CSV: Creating shared value)」をコンセプトに、社会課題の解決と利益創出が両立する健康・医療イノベーションエコシステムの構築促進を目指し、エコシステムを支える人材を育成します。小樽商科大学ビジネススクール(OBS)が培ってきたビジネスリーダーおよびビジネスイノベーターの育成に必要な知識・経験の情報を活かし、ヘルスケアを担う方々を対象として、経営戦略、マーケティング、組織行動と人的資源管理、会計・財務といったマネジメントの知識を提供すると共に、変革に必要なベンチャーマインドを醸成します。
履修証明プログラムは全4科目63時間で構成されます。
2020年度「01. マネジメントの知識と思考法」の非開講を補うため、小樽商科大学が作成したオンデマンド型の講義教材を無料で公開します。オンデマンド授業とはご自宅で好きな時間に学べる受講形態であり、経営学の基礎的な知識をこちらで修得します。
課題の発見と解決に必要なビジネス思考の修得を目的として、経営戦略・マーケティングの分析フレームワーク、チームマネジメント、企業会計の基礎等について、本学ビジネススクール講師陣による講義を行います。
社会的ニーズを的確に捉えることを目的として、地域住民の健康、ならびに地域包括ケアを深化させた「地域共生」をキーワードに、アカデミアを中心とするそれぞれの専門家から事例や将来展望を紹介します。
社会課題の解決+経済性追求の視点から、豊富なビジネス経験や知見を有する講師陣による事例紹介や将来展望を踏まえ、健康・医療イノベーションエコシステムの構築とCSVの実現についてディスカッションします。
ビジネスプランニングとは「説得力が高く成功確率の高いビジネスプランを作成するための活動」を指します。ヘルスケア領域における社会貢献・地域貢献をテーマとしたビジネスアイデアを構想し、プランを練り上げていきます。
【履修証明取得の流れ】
「(プレ科目)経営学入門」を除く全4科目を受講(全63時間のうち、60時間以上の出席受講が必須)した方には、プログラム履修証明書を交付します。2020年度から受講を開始される方は、最短で2021年度での履修証明書取得となります。(2021年度から受講を開始される方は、2021年度に全4科目を開講しますので、その1年間で全科目を受講し、履修証明書の取得を目指すことが可能です。)
<講義時間>
1コマ目 18:30~20:00
(10分休憩)
2コマ目 20:10~21:40
(プレ科目)経営学入門
02. ヘルスケア×マネジメントセミナー【地域社会と健康】
03. ヘルスケア×マネジメントセミナー【ヘルスケア産業の視点】
※講義日程および講義内容は変更になる場合があります。
ポストコロナでの活躍が期待されるヘルスケア産業の新しいビジネスチャンスを学ぶため、北海道経済産業局・北海道ヘルスケア産業振興協議会と連携し、新たなヘルスケアサービスの創出に向けた北海道ヘルスケアイノベーションセミナーをオンラインで開催しました。セミナー録画動画および講演資料を公開いたします。